楽天モバイルはドコモ回線なのに安いのはなぜ?仕組みを詳しく解説
楽天モバイルは実はドコモ回線を利用して通話・データ通信のサービスを提供しています。
しかし、なぜドコモ回線を利用しているのに料金がドコモよりも圧倒的に安いのでしょうか?
楽天モバイルの料金が安くなっている仕組みを解説していきたいと思います。
[目次]
楽天モバイルはMVNOと呼ばれる事業者
楽天モバイルはMVNOと呼ばれる事業者です。
MVNOとは自社で通信回線を持たずに、ドコモ/au/ソフトバンクなどのキャリアから通信回線を借りて無線通信のサービスを提供している事業者です。
自社で回線を持たないため、回線への投資や設備維持のための費用がかからず、通信サービス事業を始めやすいという特徴があります。
楽天モバイルはドコモ回線を借りている
楽天モバイルはドコモ回線を借りてスマホの通信サービスを提供しています。
ドコモの回線を借りているため、ドコモと同じ通信エリアでスマホを利用することができます。
MVNOの3つのメリット
MVNOには3つのメリットがあります。
料金が格安
料金はものすごく安いです。
スマホを普通に使って、月々1,000円台で利用できるのはMVNOを利用した時くらいです。
料金格安です。
契約の縛りが短い
キャリアで契約をする場合は2年縛りが普通だと思います。
しかし、MVNOは最低利用期間だけ契約していれば、いつ解約しても違約金はかかりません。
最低利用期間は半年から1年くらいであることが多く、期間も短いです。
色々なMVNOから好きなプランを選べる
キャリアのプランよりも色々なプランを選べます。
キャリアだとかけ放題プランは前提になりますが、楽天モバイルではかけ放題プランをオプションで選べます。
データ通信容量も使い方にあ合わせて選べるので、最適なプランを選びやすいです。
MVNOのデメリット
MVNOには3つのデメリットがあります。
基本的に店舗サポートが無い
MVNOはコストを削減するため、店舗サポートを基本的に行っていません。
電話かメールでのサポートが主になります。
そのため、何かトラブルがあったときに店舗へ直接行きたいという人には少し難しいです。
キャリアに比べてデータ通信速度が遅い
MVNOはキャリアの通信回線を借りていることにより、どうしてもデータ通信速度の安定性ではキャリアに負けてしまいます。
通常時は問題ないのですが、お昼などの混雑する時間帯には遅くなることが多いです。
キャリアメールが使えない
楽天モバイルはキャリアではないので、キャリアメールが使えません。
迷惑メール対策としてキャリアのメールしか受信しない設定にしているという人も結構多く、意外にキャリアメールは必要だったりします。
しかし、Gmailなどをメインで使っている人も多くなってきているので、今後はそれほど必要ないかもしれません。
スマホを安くするなら楽天モバイルはおすすめ
スマホの料金を安くするのであれば、楽天モバイルはおすすめです。
5分かけ放題プランもオプションで選ぶことができるので、通話をある程度する方でも料金を安く済ませることができます。
もちろん今現在スマホをあまり使っていない方であれば、とっても料金は安くなります。
スマホの料金を安くしたい方には、楽天モバイルはおすすめの選択肢です。